ユニット式パークレットへCN材を提供
日軽エンジニアリングさんの開発している「ユニット式パークレット」にリバースウッドCNを提供させていただきました。
リバースウッドCNの「CN」はＣａｒｂｏｎ Ｎｅｕｔｒａｌの略称で、弊社で再利用可能と認定した硬質木材の古材です。
今回のリバースウッドCNは、台風で被災した横須賀市海辺つり公園の改修時に発生したデッキ材です。予算の関係があり、被災した全面をウッドデッキで改修できず、スタンプクリートで改修した部分で生じた余剰材です。これを発注者からスクラップ控除材として買い取り、保管していた古材で、素材はブラジル産のイペ材です。以前にもコロナ禍での新しい取り組みという記事で掲載したコーヒーショップの内装材と同じロットのものとなります。
岐阜市_金華橋ストリートパークライン2023_参加案内PDF
このユニット式パークレットを開発にあたり、これから世に出す新しいなので、製品（素材）の循環性能をしっかり訴えようということになりました。そこで、敢えてリ・ユース木材と多回リサイクルが可能なアルミニウムとの組み合わせることによって、利用者に異なる素材を組み合わせる魅力や資源の循環性能をお伝えすることができればと考えました。
このような経緯で開発された新製品ですが、日軽エンジニアリングさんが岐阜市が行う社会実験（11月17日（金）～11月19日（日）） の会場に提供されます。
社会実験『金華橋ストリートパークライン』
（金華橋通りで道路空間を利活用して、にぎわいをつなげていく社会実験）
この実験は行政機関や企業、大学など４０団体が活動を行い、開催期間中、同社は担当者を常駐させ、ユニット式パークレットを設置、運用します。 ユニット式なので、デッキ上に配置したいくつかのファニチャーを組み換えたりして多用な用途を提供してくれると思います。
saiブランドから提供したCN材は、表面にデザイン加工した見ごたえのあるものになっていると思います。ご興味のある方は、ぜひ会場まで足を運んでみてはいかがでしょうか。
後日、日軽エンジニアリングさんのウェブサイトにイベントの様子が公開されていましたので、リンクをしておきます。
