南三陸町「中橋」に想う

On 27. 10. 2022 by sai1525

南三陸町の復興の象徴の橋「中橋」が2020年10月に完成しました。
完成から丸2年、震災からは11年半が経過たことになります。

この橋で弊社は床板の構造を担当させていただきましたが、この業務を紹介してくれた物林株式会社の担当の方が、10月22日に久しぶりに現地を訪れ写真を撮影してくれました。

東北震災の復興事業にはいくつか携わりましたが、この「中橋」は思い出が深く、相談をいただいた当初から実現まで、かなり長い時間を要しました。

この中橋は、東日本大震災で被災された方々の鎮魂の場となる復興祈念公園への参道となる架け橋です。物林の担当の方のお話では、「たもとにある三陸さんさん商店街や周辺もだいぶ変わってきて、もっと良くなる気がする」そうで、復興がしっかりと進んでいる様子に安堵を感じます。

東北の震災。あれから11年半。
現在、ウクライナへのロシアの侵攻により、美しい街並みだけでなく、厳冬を前に発電所などのインフラ施設が破壊されています。
1945年の広島、長崎への原爆の投下から77年。
これからの地球にできること。
いくつもの自然災害を経験し、原爆を経験した日本だからこそできることがあるのではないでしょうか。
忘れてはならない過去から学び、考え、想像し、未来へつなげる。
大切なことだと思います。

Print Friendly

Comments are closed.

  • Copyright © 2015 sai-BRAND All Rights Reserved.