いなげの浜 海へ延びるウッドデッキ(千葉市)

On 29. 11. 2021 by sai1525
完成イメージパース

現在、千葉県千葉市の稲毛海浜公園で、東洋建設さんと共に砂浜から海へ突き出すピア構造の桟橋を建設中です。その名も「稲毛海浜公園施設リニューアル整備・運営事業のうち海へ延びるウッドデッキ整備工事」。

2017年9月に検討を開始し、4年の歳月を経て2021年10月初旬から現場での工事がスタートしました。saiブランドは、ウッドデッキと転落防止柵の設計・施工を担当しています。

11月も間もなく終わり。
本工事も無事に大きなトラブルもなく、完工を迎えることができそうです。
現場の社員から毎日のようにイントラネットで進捗報告があるので、小さなことでもすぐに対応することができます。これはコロナ禍が生んだ数少ないメリットだと思います。

それにしてもこの夕日、きれいだと思いませんか?
私は関東圏内で生まれ育ち、本工事の設計もしましたが、この桟橋から夕陽が見えるとは思いませんでした。私の頭では「海=南」なのです。
この海へ延びるウッドデッキは南西を向いていたんですね。
デッキ材には天然木材の「イペ」を使用しています。
写真の手前側に、車両が通行するウッドデッキがあるのですが、ここは砂浜の砂に埋まることを想定して、根太材に「マリンランバー」を使用しています。一見、同じように見えるウッドデッキですが、箇所により設計条件が異なり、様々な工夫が隠れています。施設がオープンした後には、詳しい記事でご紹介したいと思いますので、お楽しみに。

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