螺杭Tタイプ(NETIS-KT-200026-A)

On 26. 11. 2021 by sai1525

スクリューパイル「螺杭」の中で、一番小さな径のTタイプはNETISを取得しています。市販の単管を接続することで、工事現場の仮設材や仮囲いが容易に設置できるという技術です。

saiブランドでは、この杭の頂部にアタッチメントを装着することで、様々な自社製品とジョイントし、杭の用途を拡大しています。
例えば、分かりやすいのが山道の階段の基礎。

杭+下地構造施工中                          完成

このような山道に基礎コンクリートを運搬することを考えれば、いかに簡単に施工ができるか分かると思います。
下の動画をご覧いただければ、このような山道で施工が可能だということがお分かりになるかと思います。

固い地盤でもL1200mmの螺杭を2分足らずで打つことができました。

このような土木分野のハードユースはもちろんのこと、もっと簡易なエクステリアの分野でも活用ができます。
下の写真は風憩セコロさんのソーラー足下灯「ソラーポ」の基礎として、試験施工したものです。弊社の敷地内のプライベートエリアでの実験なので、軽装による施工写真の掲載をお許し下さい。

このように、Tタイプは単管の接続だけでなく、専用のアタッチメントを装着することで、多様な用途先が見えてきます。
もちろん、杭を逆回転させると簡単に撤去することができるのも大きなセールスポイントです。
例えば、コンクリート基礎でベンチを設置や遊具を設置すると、簡単に動かすことはできませんが、スクリューパイルを使用すれば、移設も容易です。
公園内で、もう少し違うところにベンチが動かせたら・・・
遊具を動かせたら、災害導線や避難施設を配置することができるのに・・・
などという「不動」という概念から「可動」という概念に既成概念を変えることができれば、もっと敷地内の有効活用ができるのではないでしょうか。
施工時はもちろんのこと、将来の解体も大きくコストが抑えられるのです。
ピンときた方は、アタッチメントの開発等、お気軽にご相談下さい。

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