再生木デッキの改修

On 27. 05. 2015 by sai1615

廃プラスチックと木粉による再生木材が登場して20年ほどが経ちます。

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恐らく再生木材が使われ始めた初期の案件でしょう。
ご覧のように床板、根太の劣化が激しく、このたび全面改修となりました。

根太にも再生木が使用されていました。
再生木が登場した当時は、腐らない理想的な材料だという思いがあったのでしょう。

しかし再生木もその50%以上が木材(木粉)です。
使い方によっては激しい劣化が起こります。

弊社では、特に条件の厳しい沿岸域の様々な不具合を見てきた経験から、
湿気のこもる環境に設置する根太材に再生木を使用することはありません。

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今回も標準仕様として、高耐食溶融めっき鋼板(ZAM)の根太を使用しました。

改修で使用した床板、フライアッシュと廃プラスチックによる人工木材「リバースウッドAW」は腐る要素のない無機素材です。
(それゆえ再生木材とは呼びません)

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きれいに仕上がりました。
末永く皆さまに利用していただきたいと願います。

こちらは「林試の森」という目黒区にある公園内にあります。
駐車場もないので、遠方から来られる方は少ないのでしょう。
正直、私も知りませんでした。

東京都心の高級住宅地に奇跡的に残されたような、緑豊かな素晴らしい公園です。
東急目蒲線の武蔵小山駅から歩ける距離なので、意外と都心からアクセスしやすいのです。

地元の方しかご存じないのでしょうか、
人もまばらで、休日のお出かけ先の穴場かも?!知れません。

sai.IG

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