木橋改修の新手法(1)

On 20. 01. 2016 by sai1615

 

年明け工事の第一弾は、愛知県での木橋改修工事です。

00

既存のコンクリート柱のみを残して解体が終了。池の水も抜いて足場も設置してもらいました。

01

改修工事は解体してみるまで、既存構造の状態や固定方法が分からない場合が多くあります。

03
今回の工事では、既存のコンクリート柱に直接アンカーを打つことは避けたい状況があり、
通称「ミカン箱」を逆さまに乗せたような柱カバーを設置し、その上に大引を固定する工法を開発しました。
四方のイモネジでレベルや立ちを調整し、荷重をうまく既存柱に伝える工夫をしています。
その工夫は写真では見えません。これもひとつのノウハウです。(笑)

平場で組んだミカン箱-大引ユニットをレッカークレーンで吊り上げ効率よく設置していきます。

02

この日だけでおよその下地組み、レベル、通りが出せました。

あたりはすでに夕暮れ・・・この時期日が落ちるのが早いです。

04

 

翌日、防護柵が到着。

普段は営業職ながら現場の似合う男、T氏。

05

人数を増やして一気に根太組みしていきます。

根太はZAMのレーザー溶接軽量H型鋼です。

06

続けて防護柵支柱の設置。かなりのハイペースで工事は進みました。

(つづく)

Print Friendly

Comments are closed.

  • Copyright © 2015 sai-BRAND All Rights Reserved.