【福井県敦賀港】2~再資源化木材搬出~

On 17. 11. 2009 by sai1525

~現場から撤去した福井県産品の桧をリバース(再生)するプロジェクト~

現場から撤去したボードウォーク材を、材長ごとにまとめ、
1パレットを約1tになるように梱包しています。
釘やビス、ボルト等の金属は除去し、雨天対策としてラップをして養生しています。
約10年ボードウォークとして使用されてきた桧は、平衡含水率(日本では季節や地域によって異なりますが、概ね12~16%です)で安定しています。

【写真1】再資源化用木材ヤード全景

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sai-BRANDでは、リバースウッドの原料となる廃木材の受入基準を以下のように定めています。

■廃木材受入基準
含水率:15%以下
形 状:フィンガーサイズ(親指大の大きさに破砕した形状)
その他:金属や石などが混入していないこと

よって、現場では、含水率を大きく上げないように留意しました。

【写真2】含水率の測定

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【写真3】比重の測定

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昨日(11/16)、搬出する木材のサンプリングを行いましたが
平均比重0.43程度。含水率の平均は12.5%程度となりました。
この値により、各パレットの質量を算出し、積載計画を行います。

ここから搬出する桧材は約25t。
雨養生のためにラップをしていましたが・・・

案の定、搬出日の今日は雨・・・。

【写真4】1台目積載状況

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午前中に3時間をかけ、13.7tトラックに積み込みました。
端数をまとめたパレットが多かったため、決してきれいな積み方とは言えませんが、 この後、安全に固縛しています。
この便は明後日(11/19)に、破砕工場に到着します。

【写真5】2台目積載状況

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午後の第2分は、パレットの形状が一様のため、効率よく作業が進みました。
この便は、早速、明日(11/18)に破砕工場へ入ります。

両運転手さん、遠方よりご苦労さまでした。
そして、何より安全な輸送をお願い致します。

従来の工事であれば、この木材はサーマルリサイクルという名の下で、燃やされています。
この燃やされるはずだった桧を有価で買い取り、「スクラップ控除」する。
これはきっと日本で初めての取り組みなはずです。
木材はその組成の70%が炭素です。
従って、この取り組みによるCO2削減量は25t×70%=17.5tとなると推測されます。

この桧が約1ヶ月の工程をかけて、マテリアルリサイクルし、再生木材に姿を変え、再びここに戻ってくるのです。
正直、工事の面では、金属の除去、雨養生といった余分な業務が増え、現場は大変ですが、
このような取り組みが当たり前の世の中になることを願い、メーカーとして真摯に取り組みたいと考えております。

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