マリンポートかごしま

On 11. 03. 2015 by sai1525

現在整備が進んでいる国際港「マリンポートかごしま」にリバースウッドAWデッキシステム沿岸仕様をご採用いただきました。

~鹿児島県HPより抜粋~
鹿児島港では、国際交流港湾として,アジア地域をはじめとする各国・地域と人・物・情報等が活発に行き交う拠点として必要な港湾施設の整備や、地域住民や観光客が楽しみ、憩う、快適で質の高いウォーターフロント空間の創出など、港湾機能の高度化・情報化を推進しており、賑わいの「みなと鹿児島」の創造を目指して、中央港区に「マリンポートかごしま」の整備を進めています。

毎年改修工事をさせていただいている鹿児島港ボードウォークと同様、この計画でも‟腐朽する要素のない”根太であるマリンランバーと、フライアッシュを主原料とした人工木材床板リバースウッドAWによるシステム製品をご採用いただきました。

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鹿児島は、その気候に加え、桜島の噴火による火山灰への対処など、‟普通の木材”では耐えることのできない環境にあります。
鹿児島港のボードウォークも根太の腐朽が酷く、毎年、根太材をマリンランバーに交換していただいているのですが、今回の新設時にも弊社のシステムをご採用いただき、この製品へ高い評価を頂いていることは嬉しい限りです。

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しかし、いくら良い製品を開発しても、その性能を最大限に引き出してくれる作り手がいないと、それは片手落ちということになります。
今回の工事もアリモト工業鹿児島支店が担当して下さいました。
振り返れば、もう10年のお付き合いで、設計や施工のポイントとなる事項は阿吽の呼吸で引き継ぐことができる大切なパートナーです。

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施工写真が送られてくると、きちんと現場の工程が判るように、必ず同じカットで撮影してくれる気配りや、まるでパンフレットの施工手順写真に掲載できるような、きちんと基準を守り抜いた現場監理が目に見えるように伝わります。

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そして、仕事のできる人(会社)に共通することですが、現場がきれいです。
普通、施工中は工具が落ちていたり、コードリールが絡んでいたり、木端が散乱していたりするものですが、ご覧の通りに整理整頓の行き届いた美しい現場です。
資材や工事に愛着がなければできないことだと思い、いつも感心しています。

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同じ製品でも作り手が異なると本当に違うモノになってしまいます。
このように永く愛される(利用される)モノこそ、価値観の合う仲間同士で、細心の注意を払いながら美しいモノづくりをして行きたいと思います。

情報提供
アリモト工業株式会社 鹿児島支店

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